生き抜く営業手法

頂いた案件相談は断らない姿勢を大切にする

    請負や準委任に関わらず、案件数は時期によって波があります。年間通してバランスよく案件相談を頂ければ良いのですが、現実はそんなに都合よくはいきません。特に個人事業主である場合、複数の案件相談を頂いた際、「今は対応出来ないので」という理由で、お断りしていることもありませんでしょうか。出来る/出来ないを判断してお断りすることも確かに大切ですが、この記事では頂いた案件相談を断らない姿勢について、書いてみます。

    余裕のあるスケジュールを提示してみる

    断る理由がスケジュールの問題である場合、まずは納期を相談できるかどうか、伺ってみましょう。案件の規模にもよりますが、「納品日を〇日とさせて頂ければ対応可能ですが、納期のご調整は可能でしょうか」といった内容で、対応できそうなスケジュールを提示してみましょう。クライアントの都合もありますので必ず調整が可能というわけにはいかないと思いますが、場合によっては納期に余裕がある時もあり得ますので、まずは余裕のあるスケジュールを提示してみてみましょう。

    普段より高い単価で見積を出してみる

    納期の調整が困難な場合、次に検討してみたいのは「普段より高い単価で見積を出してみる」という事です。これは特に今後も長くお付き合いさせて頂きたいと考えるクライアントであったり、クライアントが困っていて緊急性が高そうな案件相談の時は特に重要だと思います。

    前提として「 事業主にとって時間のコントロールが重要である理由 」で書いたように、夜間や土日祝日は基本的に使わない前提での「手が空いていない」状態だとします。そんな状況でも、クライアントとの関係値を考慮すると、「夜間や土日祝日を使ってでも対応してあげた方が良い」と思える案件相談もあると思います。そんな時は、普段と同じ単価での見積ではなく、普段より1.2倍~1.5倍などの単価の基準で見積を提出してみましょう。これは自分が定めた営業時間以外に対応することによる「自分の価値」を設定することにもなり、クライアントに対して単価の意識を変更して頂く重要なきっかけにもなります。

    他の人=外注先に依頼する

    スケジュールの調整や高単価での交渉などでも調整できないほど自分では動けない場合、「他の人(以下「外注先」と書きます)に依頼する」ということを検討してみましょう。これは自分が体調を崩してしまうといった時のためもふまえ、ある程度は外注先に依頼できる体制を作っておいた方が良いという意味も含みます。

    外注先に依頼する場合、注意すべきことは「丸投げしない」ということです。他の人に依頼する際は「依頼した相手の成果物を含めて責任を持つ」という意識がとても重要です。

    外注先に依頼するにあたり、商流として、クライアントに直接ご紹介する場合と、自分から発注する場合の2通りが想定できます。直接ご紹介する場合、ともすれば「成果物は外注先の責任」という意識になりかねません。しかし、クライアント側としては「あなた」から紹介された「外注先」のため、「あなた」を責めるようなことは無くとも、「あなた」の信用が下がってしまうことに繋がります。また、自分から発注する場合であれば尚更、成果物に責任をもって検収納品まで進行する責任があります。

    「責任感をしっかり持つ」という前提で、外注先に依頼できる体制を持っておくことはとても重要です。

    まとめ

    せっかく頂いた案件相談、忙しい場合でも、まずこれらのように対応を検討して、なるべく断らないようにしてみてはいかがでしょうか。

    1. 余裕のあるスケジュールを提示する
    2. 普段より高い単価で見積を出してみる
    3. 外注先に依頼する

    以上、頂いた案件相談は断らない姿勢を大切にする意識についてでした。

    関連記事

    PAGE TOP